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読書会ってなに? – サードプレイスとしての読書会『Biblio Sugar』

みなさん読書会ってご存知でしょうか?

読書会とは、簡単に言うと本が好きな人たちが集まって意見交換する会です。

「今回は読書会ってどんな感じ?」「読書会に参加する意義って?」ということについて解説、また義侠屋で開催している読書会についてご紹介いたします。

読書会ってどんな会?

読書会には大きく分けて次の2種類があります。

自分の好きな本を紹介する読書会

これは自分がそれぞれ好きな本を持ってきて、その本についてプレゼンをする読書会です。

課題図書について意見交換をする読書会

あらかじめ読む本を決めておき、その本を全員が読んだ上でその本について話し合う、という読書会です。

どちらもよさがありますが、初めて読書会に参加される場合は、自分の好きな本を紹介する方がハードルが低くておすすめです!

読書会に参加する意義ってなに?

読書会に参加する意義は次の3つです。

  • 自分が普段読まない本を知ることができる
  • 様々人の意見が聞ける
  • 自宅や職場以外の自分の居場所ができる(サードプレイス)

それでは一つ一つ解説していきますね。

自分が普段読まない本を知ることができる

「本棚を見れば、その人がわかる」と言われるように多くの人が本を読むときに、どうしても自分が興味があることに偏ってしまいますよね。

読書会に参加することで、自分が普段読まないような本に出会うことができます。

様々な人の意見が聞ける

「本を読んで感じられること」というのは、自分自身の知識や経験によって出てくるものだと思います。

自分の本を紹介した後に、他の方の違う視点からの意見を聞くことで、視野を広げることができます。

自宅や職場以外の自分の居場所ができる(サードプレイス)

私個人の意見としては、これが読書会に参加する一番の意義であると感じております。

そして読書会はありのままの自分を自由に表現できる場所である、サードプレイスになり得ると考えています。

では次から、サードプレイスについて解説していきます。

サードプレイスってなに?

『サードプレイス』は、アメリカの社会学者であるレイ・オルデンバーグ氏によって提唱されました。

サードプレイスの定義はこちら。

自宅(ファーストプレイス)や職場(セカンドプレイス)以外の、個人がリラックスし、社会的交流を楽しむことができる第三の居場所

社会人になると、多くの人が家庭と職場の往復する生活になってしまっているのではないでしょうか?

家庭や職場ではある程度役割が決まっていて、その役割に縛られてしまうということもありますよね。

特に責任感の強い方はプレッシャーを感じて、日々疲れが溜まっているかもしれません。

そんなプレッシャーから解放されるためにも、サードプレイスで自分がリラックスした上で、他の人との交流を楽しむことが、ストレス解消につながります。

もちろんストレス解消以外にもサードプレイスがあることの意義はあります。

  1. ストレスの軽減:仕事や家庭のプレッシャーから解放され、リラックスできる環境で過ごすことは、ストレスの軽減につながります。
  2. 社会的交流の促進:年齢や職業、社会的地位に関係なく、異なる背景や価値観を持つ人々が集まることで、社会的ネットワークが広がります。
  3. 創造性の刺激:多様な人々と意見交換をすることで、新しいアイデアや視点が得られます。

よってサードプレイスは、個人の幸福感を高めることはもちろん、社会全体の健康や活力を促進する重要な要素となります。

アメリカのZ世代女子の間で流行っているBook Club

実は今、アメリカのZ世代(1990年代半ばから2010年代序盤に生まれた世代)の女性の間でBook Club(読書会)が流行っているそうです。

コロナ禍を経てオンライン化が進む時代の中、米国医務総監は「孤独はただの良くない感情ではなく、人々の健康、また健全な社会の両方に悪影響を及ぼす」と公言しています。

このような社会背景から、人との繋がりを求めてBook Clubに入る人が増えているというわけです。

もちろん本が好きな方が多いとは思いますが、それよりも人との交流をしたくて参加されている感じがしますね。

義侠屋の読書会 Biblio Sugar

それでは最後に、義侠屋が主催する読書会についての紹介をさせていただきます。

「みんなどんな本を読んでるのかな?」という興味や「読書会をしてみたい」という思いから、義侠屋で読書会を開催してみよう!ということになりました。

会の企画をしている時に、読書会といえば「ビブリオバトル」が思い浮かんだのですが、”バトル”だとなんだか戦いみたいになってしまうかな…?義侠屋で行う読書会は、「ルールを甘くしたゆるーい会にしたいね」という話になりました。

結果、読書好きのお客様Sさんのイニシャルと掛けて、会の名前を「Biblio Sugar(ビブリオシュガー)」としました。

現在、参加費550円で不定期に開催しております。

ぜひお近くにお住まいの方でご興味がある方は、義侠屋店頭もしくはメールでお問い合わせくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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